「決断の本質」をおすすめする



この記事は、以下の本がとう良かったのかを書いた記事です。


サマリー


  • この本はここ半年で読んだ中でベスト3に入るいい本。
  • 物事が決まらんなーと困っている人にぜひ読んでほしい。
  • こんなことが書いてある
  • よい意思決定とは何か?
  • 意思決定に対するベストプラクティス
  • 意思決定のベストプラクティスの運用


こんな人には役に立つと思う


こんなシチュエーションを抱えている人にとっては役に立つと思います。

  • 物事は決まらんことが多いと感じている人。
  • 決まったと思ったら、後で議論は紛糾するなどを何度も経験した人。
  • 決断はいつもやりずらく、どのような順番で、何をどうやって決めていったらいいのかわからない人
  • 意思決定をスムーズに進める本とかないんか?とか思っている人
結構あるシチュエーションだと思います。私も明確な正解がない状況で、決断を下すというのは非常に難しいなと思います。特に決断を下すこと自体は決めの問題ではあります。しかし、それがチームに支持され、その決断に従ってチーム全体が行動する、そんな決断をスピーディーにしっかりと決めていくのってほんとに難しいと思います。
だからこそ、この意思決定の手法が存在すること自体に意義がありますし、事例が明示されてることによって、ある程度の確かさも与えてくれています。

どのような場面で役に立つのか?

こんな場面で役に立つと思います。

  • 何をどのように決めたらいいのかわからなくなって、決めることができなくなってしまっているとき。
  • いくつかの意見が出て、個々の意見にに誤りはない。ただ、すべてを実行することはできず、どれか一つもしくはいくつかを選べないといけないとき
  • 問題すらよくわからず、不透明な状況で物事を決断していかなくてはならないとき
  • 何かしらの決定案をブラッシュアップするためには案を出して、それを批判して、洗練させていくプロセスを踏めばよいのは、暗に感じている。しかし、それって本当にそうなのか明確に認識していないとき。
  • この本ではそれが有用に作用している例を提示しています。
  • 案を出す、批判するっていうプロセスって、個人的な感情的な対立を産んだりするので、扱いが怖いと思っているとき
それをどのように使っていくのか、いつが使い時なのかが提示されています。
また、建設的に解決するためには、どのようにすればよいのかということについても言及されています。
人が困るのは明確な答えがない状況です。明確な答えがない状況で、いくつか選択肢がある場合、どの選択肢にもある程度、確かさがあり、正しさがあります。だからそもそも選ぶのが難しい。
また、そうした状況では、何かを選ぶためには、その選択肢を選んだ理由や、他の選択肢を外した理由が必要です。
でも、そういうことを考えるのには当然時間が掛かるし、毎回行うわけには行かない。一方でそのステップを怠ると何が起こるか?というと、納得感の欠如から引き起こされる、その決定に対するチームの貢献の欠如です。
だから、このステップを早く、行うことを促進できる方法に意味があります。

この本に書いてあること


こんなことが書いてあります。

  • この本の立ち位置は、ある組織が行動する前に、こんなプロセスを踏みながら行動までにたどり着くとする。
  • 行動までのプロセス:方針の決定、みんなの貢献が得られる形に合意する、詳細計画の作成、実行
  • このプロセスにおいて、時々で出てくる方針の決定をどのようにするか。そしてその決定の質を高めるためにはどのようなことをすればよいのかに主眼を置いている。
  • また、プラクティスを実践するためにはどのようなことに気を付ければよいのか
僕はこの本を読んで、意思決定をすることに対して、研究されていて、そのプラクティスがあることがわかりました。そもそも、そんなことが研究されているなんて思いもしなかったです。
だから、プラクティス自体が存在してることは驚きだったし、その運用方法についてもいくつか注意点があるのも有意義でした。

この本に書いてないこと


決めたことをどのように運用して、実行するかについての話については書いてないです。

最終的に価値が出るのって、実行した結果だよね?意思決定を効率化するしても、その実行にうつせないと意味がないんじゃないの?という疑問が頭に浮かんだ人がいると思います。
その指摘についてはもっともです。
確かに意思決定したとしても、それがみんなに支持されず、実際に実行に移せなくては意味がありません。
この本では、行った意思決定をどのように支持される意思決定にするか、そのためにはどのようにすればよいのかということは書いてあります。
ただ、その実行をどのようにやっているかは書いてないです。


その他


この本はコミュニケーション系の本か、チームを作る系の本とかを読み漁っていた時代に見つけた一冊です。
ついでに読んでいた本とかも、普段のコミュニケーションを円滑に進めるコツを書いている本とかもあって、それはそれで非常に勉強になりました。
それらの本も小さなプラクティスの集積でしたが、それらの本を読むに連れて、どんな物事も小さなプラクティスの積み重ねで、良くしてくことができるんだろうなと思うことができました。

また、この本の内容の実践にはコミュニケーション系の本や、チーム作りの本と一緒に読むと、この本の立ち位置や、解釈の仕方がわかってより良い運用に結びつくと思います。

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