2時間でチームビルディング:ノーミングセッション
時間が2時間ぐらいしかないけどさっとチームビルディングしたいっていうときにおすすめなのがノーミングセッションです。
を決めることにあります。
このノーミングセッションはケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズによって発案されています。こちらの記事でノーミングセッションの名前の由来を確認することができます。
ノーミングセッションとは?
このノーミングセッションの基本的なアイディアは、- 自分が果たすべき役割と責任
- ほかのメンバーに期待すること
- チーム全体のルールであるグラウンドルール
を決めることにあります。
このセッションを経てチームメンバーはどうなるのか?
- 自分が果たすべき役割や責任の認識齟齬がなくなります。
- メンバーがある役割については自分がすることに対して、心理的な障壁が少なくなり、その役割におけるメンバーの心理的安全性が増します。
- また、グラウンドルールは判断できることを増やし、意思決定が早くなります。
具体的にはどうするのか?
よくやる方法としては、以下のような手順で開催します。
- 模造紙をチームメンバー分用意してチームメンバーに配ります。メンバーに配られた模造紙は彼のことが書かれる模造紙になります。
- 次にチームメンバーに自分が果たすべきだと思っている役割と責任を自分に配られた模造紙書いてもらいます。(15分)
- ここでメンバーは自分が期待されていると思っていることを書き出しています。
- 次にチームメンバーはほかのチームメンバーに期待していることを付箋に書き出していき、それをほかのメンバーの模造紙に貼ります。(5分×人数分)
- この段階であるメンバーが果たそうと思った役割とほかのメンバーから期待されている役割の認識齟齬が可視化されます。
- メンバーに対して一人ずつ、自分はどう思ってこの模造紙に記載したのか、ほかのメンバーはその人に対して、どう思って期待していることを書いたのかを話し合って、どこが期待値がずれていたのかを話し合います。(20分×人数分)
- 最後に、この辺は上記の話し合いの結果を何かに反映します。(10分)
- チームが決めておいた方が良いグラウンドルールを決めてもよいし
- 役割が比較的明らかになった場合は明示的に役割分担してもよいです。
おすすめなシチュエーション
- チームの役割分担が良く分からんという課題感がある場合
- チームの目標が明らかな場合。
時間はどのくらいかかるのか?
4人くらいのチームだと2時間くらいです。
必要なもの
- 模造紙:人数分(ホワイトボードでも可)
- 付箋紙:人数分
- ペン:人数分
このノーミングセッションはケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズによって発案されています。こちらの記事でノーミングセッションの名前の由来を確認することができます。
コメント
コメントを投稿