考えるという行為となぜなぜ、発想法、マインドマップ、インタラクションリスニング


考えるっていうことがどういうことなのか?いろいろな技法を照らし合わせながら、こういうことなのかと思ったことができたので、まとめてみようとしたのがこの文章です。

考えるという行為とは?


結論としては、私が考えるという行動をするときは以下の4つの行動を繰り返します。

  • 縦方向の深堀をする方向で探索
  • 横方向の広がりを探索
  • 俯瞰して全体感を確認
  • 全体感から関連性を再構成


この行為を繰り返すことによって、考えを明らかにしていきます。

例えばダイエットで考える


例えば、ダイエットをしようと思った時にダイエットのやり方を考えることにします。
こんな時にどうやって、考えるかというと


  • 自分はなんで太っているんだろう(縦方向の深堀を探索)
  • 間食をしすぎてしまう、一回に食べる量が多すぎる、飲み会が多すぎる等洗い出す(横方向の広がりを考える)
  • 間食をしすぎてしまうのは何でだろう?
    • -> 毎日ストレスがありすぎる
    • -> ストレスあるのなんでだろう?
    • -> 労働時間が長すぎる
    • -> 労働時間が長すぎるのなんでだろう? ...(縦方向の深堀を探索)
  • 労働時間が長すぎるのってなんでだろう?
    • -> 仕事を一人で抱え込みすぎてしまう。そもそもの仕事量が多すぎる。だらだら仕事をしてしまって、集中できてない (横方向の広がりを探索)
  • 洗い出してみてどうだろうか?
    • -> 一回に食べる量が多すぎることのもストレスに関係してるかもな。あ、太っている原因に脂っこいもの好きだわ (俯瞰して全体感を確認 -> 全体感から関連性を再構成する)
  • こうやってみるとストレスが大事な要素っぽいから、一回ストレスの原因になっている、仕事の量を減らす方法考えるか。



この時、縦方向の深堀をする方向で探索、横方向の広がりを探索、俯瞰して全体感を確認、全体感から関連性を再構成は明示的に順番があるわけではなく、その時々で順不同で行われます。
強いて言うなら、最初の何かから出発するときは必ず1段階縦方向の深堀をする方向で探索しますが、多くの場合はこの4つは順不同で行われます。

じゃあ、この考えるという行動をなぜなぜ、発想法、マインドマップ、インタラクションリスニングという手法たちはどうサポートしているのかを考えることにする。

なぜなぜ分析は何をサポートしてくれる?


まずなぜなぜ分析について考える。
例えば、なぜなぜ分析では、なぜ?というキーワードを使って、ある事象から要因へたどり着いていく。
ここでも「なぜ」というキーワードで縦方向の深堀をする方向で探索を行うことをしている。
また、なぜなぜ分析というネーミングからは少し想像しずらいけど、原因を出すときにいろいろな要素を洗い出していくことになるので、横方向の広がりを探索をサポートしている。
ただ、なぜなぜ分析では俯瞰して全体感を確認 -> 全体感から関連性を再構成ということについては、方法論としては明示的に宣言されておらず、実施者によって暗黙的に実行されていると思われる。
よって、この方法論によって考えることをするときには縦方向の深堀をする方向で探索はとてもうまくいくが、全体感を確認、再構成は注意していないと難しいことを認識しておくと
うまく考えることができると思う。
また、実施者は暗黙的にツリー構造を想像するので、ツリー構造以外の関連が出てきたときに実施者の柔軟性が大事になってくる。

発想法は何をサポートしてくれる?


次に発想法について考える。
発想法についてはどういう方法論なのか知らない人もいるので、ざっくりと概要を説明しておく。
発想法とはある事象を思いつくための方法論である。その方法は以下の4つの構成からなる

  • 思いつくことを雑多に付箋などの書き出してみる
  • 書いた付箋をざっくりと俯瞰して、近しいものを近くにまとめる
  • 関連性などを記述する
  • (足りないものがあれば、付箋などに追加して書いていく)
  • 関連性を見つける(発想する)


発想法では自分自身で縦方向の深堀をする方向で探索なのか?横方向の広がりを探索なのか?ということを意識せずに雑多に探索を行って、探索のハードルを下げる。その後まとめるという方法を採用している。
逆にこの方法論では関連性を見出すということをとても優れている。また、探索をするということは、縦方向、横方向は意識させないことによって、探索を促進するようにサポートしている。
よって、この方法論では全体感の確認->再構成はめちゃくちゃうまくいくが、自分で要因をたくさん上げることはすごくサポートされるわけではない。
要因を雑多に上げることをは注意しておくとうまくいく。
一方、この方法論は必ずしもツリー構造ではない形で考えることをサポートするので探索

マインドマップは何をサポートしてくれる?


次はマインドマップについて考える。
マインドマップは中心に主題を書いてそれから想起されることを展開していく方法です。なんか多くの人が知ってそうだから、詳細説明は省略。
これは縦方向の深堀をする方向で探索、横方向の広がりを探索、俯瞰して全体感を確認、全体感から関連性を再構成をバランスよくサポートしている。
主題から、関連することを出すというところでも、うまく選択肢が出てくるし、深堀もできる。
要因を関係を考慮しながらたくさん出していく言う点で優れている。

ただ、紙でやったほうが記憶や表現に幅が出るので、紙の方が柔軟性が使えるが、紙でやる場合は、俯瞰して全体感を確認、全体感から関連性を再構成がやりずらい。
そのため、考えるということに主眼を置く場合は、ソフトウェアを使う、もしくは一つ一つは付箋などを使ったほうが全体感から関連性を再構成を行いやすい。
また、この方法論も実施者は暗黙的にツリー構造を想像するので、ツリー構造以外の関連が出てきたときに実施者の柔軟性が大事になってくる。

インタラクションリスニングは何をサポートしてくれる?


最後にインタラクションリスニングについて考える。
これは「というのは?」「他には?」「どうして?」「言ってみてどう?」の4つの質問を使って、主に2人以上で考える方法論である。

この方法論も縦方向の深堀をする方向で探索、横方向の広がりを探索、俯瞰して全体感を確認、全体感から関連性を再構成をバランスよくサポートしている。
縦方向の深堀をする方向で探索は「どうして?」、横方向の広がりを探索は「他には?」、俯瞰して全体感を確認、全体感から関連性は「言ってみてどう?」というワードによって考えることを深めるのに役立っている。
一方この方法は一人でやるより二人以上でやったほうが効率がよい。また、全体感の可視化は実施者が注意して行っていかないと全体感がつかみずらい。
そのため、二人以上で行い、かつインタラクションリスニングを行う人が可視化をかって出るなどをすると成果が出やすい。
この方法論の良き点は二人以上で行い、一方が質問に集中することで、考える速度を上げられるという点にある。
また、「というのは?」という質問を使って、要因分析する以外の視点で、現状細やかに描写するという点を挙げているのはほかの方法論とは違うところ。


まとめるとこんな感じです。

  • なぜなぜ分析
    • 縦方向の深堀がうまくいくが、再構成がしずらい
  • 発想法
    • 再構成はしやすいが、探索がうまくいかないことがある。
  • マインドマップ
    • 探索、俯瞰はしやすいが、再構成はうまくいかないことがある。
  • インタラクションリスニング
    • 探索しやすいが、俯瞰がしずらい場合がある。

どんな方法論でもいいけど、その時に課題感にあった、方法をうまく使って成果を出していきたいっすね。

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