うまく成長目標を立てる方法:成長目標とGROWモデル
成長目標ってみんなどうやって作っているんでしょうか?
今回は(成長)目標を作るために便利なフレームワークであるGROWモデルを紹介しようと思います。
GROWモデルとは?
GROWモデルは以下の4つから構成される目標作成のフレームワークです。参考文献
- Goal(目標)
- Reality(現実)
- Option(選択肢)
- Will(意志)
どのような手順で行われるかというと、
- まずはGoal(目標)を明確にする
- 次にReality(現実)を確認する
- そして、Option(選択肢)(Goal(目標)に向かうためにReality(現実)からどのようなことができるのか)を考える
- 最後にOption(選択肢)の中から自分がやることを選択し、Will(意志)を固める。
というような手順で行われます。
実際に自分で考える時はGoal(目標)、Reality(現実)、Option(選択肢)、Will(意志)を行ったり来たりするので、必ずしもこの順番でおこなう必要はありません。
GROWモデルを使ってどうやって目標を立てる?
さて、このGROWモデルを使って、私がダイエットの目標を立てみたので、流れを一通り書いてみようと思います。
ホワイトボードでやったときはこんな感じでやりました。
- 現状(Reality(現実))は85kgとなっているから痩せたいなー。痩せるってどういうイメージだろう?
- どうなっていたいかというと?Goal(目標)
- 1月に65kgになっていて
- 健康的な食習慣を手に入れられている
- お菓子とか食べるのが少なくなる
- カロリー計算をしている
- カロリーを記録した状態になっている
- 福のサイズが1サイズダウンしている
- (うむうむ。これなら痩せたとおも得るし、今後もその状態を維持できるような状態に思えるぞ)
- じゃあ、今はどうだろう?
- 今(Reality(現実))は
- 85kg
- お菓子も一日に5個ぐらい食べている
- 睡眠不足とかストレスがかかったときにたくさん食べてしまう。
- 3食食べ過ぎている
- 自分が食べているカロリーとか良く分かっていない
- じゃあ、どんなことをやればいいだろうか?(とOption(選択肢)を考える)
- まずは食事のカロリーを記録できるようにする
- カロリーを記録するのはすぐに挫折しそうだな、対策を考えよう。
- アプリを買って、強制力を付けよう。
- 一緒にやってくれる人を見つけよう
- コーチを雇って、応援してもらえるようにしよう。
- 家族に話して、応援してもらおう。
- ストレスで食べてしまった時にどんなときにストレスがかかっているのかを振り返る
- 食べてしまった次の日は食べる量を少なくして、全体のカロリーを調整する。
- (ふむふむ、なかなか出てきたな。)
- じゃあ、最初の一歩でやればいいところを選択しよう(Will(意志)を明確にする)
- アプリ買って、強制力を付けるところからやってみるか。
- 他にも次は、...みたいな順番でやっていくか
GROWモデルと状態目標と行動目標
察しの良い方はもう分かっているかもしれませんが、
- 状態目標はGoalに相当し、
- 行動目標はOptionに相当します。
結局、状態目標をたて、それに向かって行動目標をたくさん出してみるということをやることに代わりはないです。
逆に状態目標、行動目標と違うのは
- 状態目標を立てるときに、Reality(現実)と比較しているという点
- こうすることで、Reality(現実)とGoal(目標)のOption(選択肢)(行動目標が出やすくする
- 行動目標を考えるときも、Will(意志)というセクションを設けることで一番最初にやるところ、やる順番を明示する
という点です。
GROWモデルをやるときコツは?
コツは
- Goal(目標)であるなりたい姿を常に意識する。
- Reality(現実)をあまりに悲観的になりすぎない。
- Option(選択肢)を考えるときは、あまり完璧なものを求めず、ちょっと良くなるくらいのハードルでOption(選択肢)を出す。
あたりです。
Goal(目標)であるなりたい姿を常に意識する。
この目標の立て方ではGoal(目標)に向かうためのものであることは忘れがちになってしまうので、適度に「どうなりたい?」って問いかけるとうまくいきやすいです。
また、Option(選択肢)を立てるときも、それができたときにGoal(目標)に近づくためのものになっているのかというのを考えるとうまくいきます。
Reality(現実)をあまりに悲観的になりすぎない。
このフレームワークをやるときにGoal(目標)があまりに高すぎて、Reality(現実)はまったくできていないと思うと、単純に絶望して進まなくなってしまうことがあります。
そういうときは、Reality(現実)でできていることもいくつかできていることを出してみると良いです。
Option(選択肢)を考えるときは、あまり完璧なものを求めず、ちょっと良くなるくらいのハードルでOption(選択肢)を出す。
また、このフレームワークをやるときにGoal(目標)があまりに高すぎて、何やってもダメそうに思うときがありますが、そういうときはちょっとでも良くなるにはどうすればよい?くらいのハードルでOptoin(選択肢)を出すと少しでも前向きになれます。
上で、私がやっている具体例でも、それでダイエットできるのかはほんとのところはやってみないと分からないですが、とりあえず、Goal(目標)に対して近づきそうなやり方を出しています。
そのうち、近づいていくので、Optoin(選択肢)をとにかく出してみましょう。
最後に
ちょっとでもうまく成長目標が立てるようになると私は毎日楽しくなってきているので、他の人もうまく成長目標が立てられるようになって、毎日楽しくなる手助けになればいいかなと思います。
このコツをうまくやっていくための方法は別途あるのですが、もう記事書くの満足したので、次の機会に書こうと思います。
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